藝を磨く者 Interview 営業技術部 東 献人

藝を磨く者 Interview 営業技術部 東 献人 2020年4月入社

これだけの技術をもった会社にいるのだから、言われたことだけで満足するなんて、もったいない。

ー入社に至るまでの過程を振り返ってください。

就職活動をはじめてすぐに、いくつかの企業から内々定をもらうことはできのたのですが、よく考えてみると本当に行きたい会社ではなくて。そこから志望先を製造業に絞って就活を再スタートして、出会ったのがニューリー・土山でした。オシロスコープやテスターなどの検査装置は学校の実験で馴染みがありましたが、実装基板の治具と言われてもピンとこなくて、最初はなんとなく「生産ラインで使うんだろうな」ぐらいのイメージしかなかったのが正直なところです。
しかし、今ではこの仕事が身の回りの家電製品や自動車が故障なく使えることに貢献しているんだと自負していますし、何よりも自社の技術に自信をもっている企業の一員であることに誇りを感じています。どうしても学生の限られた視野では、会社の大きさや知名度といったことが会社選びの基準になりがちですが、最後まであきらめずに、納得がいくまで就活に取り組んで本当に良かったと思っています。

株式会社ニューリー・土山の技術営業

ー技術営業の仕事内容を教えてください。

技術営業チームは、当社の取り扱っている実装基板の検査装置や周辺機器、治具といった製品の受注から納品、その後のサポートまで、当社とお客様をつなぐ窓口としての役割りが求められます。自社の製品や技術については当然のことですが、製品を使用されるお客様側の事情に対する理解力も必要で、入社3年目の私は知識や経験のいずれにおいてもまだまだ駆け出しです。
現在、担当しているのは大きく分けて3つの業務で、ひとつが受注を確定した検査装置や治具について、予定されている納品日に合わせて社内のリソースを調整するスケジュール管理の業務。そして二つ目が納品時に必要となる各種ドキュメント類の作成。三つ目が納品後のサポート業務で、海外も含めたお客様からの問い合わせに対応しています。たとえばトラブルに関する問い合わせの場合、問題は検査装置にあるのか、治具にあるのか、 もしくは当社がかかわっていない部分にあるのか、お客様へ的確な質問を投げかけて原因を切り分け、問題箇所を特定していきます。一見、同じように見える治具であっても、検査対象である基板と治具の組み合わせは厳格に決められていますから、組み合わせを間違えてセットしたために検査ラインが稼働しないとう使用上のトラブルも発生します。このようにたとえ自社製品に問題はなくてもサポートが必要な場合もありますし、製品について何か確認しなければならなくなったときは、実際に製品を設計した技術者が同じ社内にいるので安心です。これは、自社で一貫製造している当社の強みでもあります。

株式会社ニューリー・土山の技術営業

ー今後の目標や将来の夢についてお聞かせください。

直近の目標としては、今、治具の受注以降の業務を担当しているプリント基板メーカーのお客様について、より上流の商談の段階からすべてを一人で対応できるようになりたいと思っています。そのため、お客様の技術者の方とのオンライン会議も積極的に参加して知識を深め、状況が許せば期末にでも海外出張に出掛けていけるように計画しています。また、日々の業務で上長に対して「この業務は自分一人でできるようになったと思うので、チャレンジさせてください」と直訴したり、半期に一度、キャリアプランについて行われる面談の機会を大いに活用しながら、自らが積極的に動くことで目標を着実にクリアしていきたいです。せっかく、他社に負けない技術力をもった会社で働いているのですから、言われたことをするだけで満足はせず、どれだけ高い要求に対してもチャンスと捉えて、失敗を恐れずに挑戦していきたい。そうすることが結果的に、将来的に自分を取り巻く世界を、大きく広げてくれると考えています。

株式会社ニューリー・土山の技術営業

技術営業
スペシャルインタビュー

東京営業所 所長 内山 浩志