賢者を目指す者3 Interview 営業技術部/技師 佐藤 崇 2009年4月 中途入社 京都工芸繊維大学 電子情報工学研究科修了

心落ち着く環境で、じっくりと世の中に役立つ技を磨いてまいります。

ー転職の経緯をお聞かせください。

私は、ここ土山から車で1時間ほどの距離にある栗東(りっとう)市出身です。軽量装置の生産が盛んで、JRA(日本中央競馬会)のトレーニングセンターがあることから「馬のまち」としても知られています。地元の高校から京都市内の大学に進学し、学士・修士課程ではソフトウェアを学びました。研究科終了後、大阪の大手自動制御・計測機器メーカーに就職し、生産技術部門で回路設計などに7年半ほど従事しました。その後さらなる挑戦の場を愛知の企業に求めたものの、家族の事情により実家に戻ることになり、地元での就職先としてニューリー・土山を選択したというのが入社の経緯になります。

株式会社ニューリー・土山

ー転職前後でどんな点が変わりましたか?

私ごとですが、当社に転職後結婚をし、最近実家の隣に家を持ちました。社会人生活20年目を迎えていますが、振り返れば、仕事一辺倒の20代に比べて、自分の健康のことや家族のことなどを含め広い視点から、自分を見つめることができるようになりました。バランスが取れてきたということでしょうか。職場環境について申し上げれば、今の会社は、社員数が40名強ですので、顔が見える状況にあります。穴を一つ開ける。そういう局面で気になることがあれば、関連の技術者に直接声をかけてお願いやら確認ができます。専門集団としての一体感がある点が良いですね。また、技術屋であっても営業支援という立場から、複数のお客様と接する機会に恵まれます。業務範囲が広く、ユーザーから直接ご評価いただける点は、私にとって大いなるやりがいになっています。

株式会社ニューリー・土山

ーどんな技術者を目指しますか?

「今までにないもの、今まで困っていたことが、技術を使って実現、解決し、その結果人を幸せにできる」。それが技術者冥利に尽きるということではないでしょうか。私たちの成果は決して陽の目を見ることはありませんが、街中で話題の製品を見かける度、あるいは新製品のリリースに関するニュースがマスコミを通じて華々しく伝えられる瞬間、その人気や信頼を支えているのは、実は我々なんだという、ストイックな喜びを感じます。目立たぬところで、実は世の中の役に立っている。そんな実感が、今の私を支えていると思います。余談ではありますが、土山は自然に恵まれた土地で、多忙な日々においても、ふと、彩溢れる景色に心を癒されることも少なくありません。技術を生み出すには、適度なリラクゼーションが必要で、それがあるからこそ集中できたり、課題解決のアナロジーが浮かんだりするものです。家族の事情、ワークライフバランスの観点から転職したものの、一人の技術者としても、自然と共存の中で感性が磨かれるこの地での就業はベストな選択肢だったと思います。

株式会社ニューリー・土山